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事故0ワンポイント

2025/08/05

人も車も熱中症に気をつけよう

梅雨も終わって夏本番。猛暑日は熱中症など体調管理に気をつけなければなりません。車を運転する際も水分補給を忘れずに、エアコンなどを活用して熱中症予防に努めましょう。車も暑さによって故障をしたり車内に置いている物によって火災になることがあります。今回は夏のドライブの注意点についてまとめました。

炎天下での車内の温度は

JAF(日本自動車連盟)のユーザーテストによれば、気温35度の炎天下で午後0時から4時間、ミニバンをエンジンを切った状態で駐車したところ、車内温度は50度以上になることがわかりました。窓を3cm開けた場合でも45度になり、ダッシュボードの温度は70度以上になりました。人間が耐えられない温度なのはもちろん、スプレー缶やモバイルバッテリー、携帯電話等を放置すると破裂したり発火する恐れがあります。特にダッシュボードの上はエアコンが効いた状態でも60度以上になることもあるので注意が必要です。

▲7月初旬の朝9時。
車の外気温計は32度となっている。

POINT!

運転中に熱中症になると意識を失い大変危険です。エアコンによって車内の空気が乾燥し脱水症状を起こすこともあります。
こまめな水分補給も忘れないようにしましょう。また、エアコンの効きが悪い場合は故障や冷却用ガスが抜けてる場合があるので車屋さんで点検・修理を受けるようにしましょう。

暑さは車にとっても過酷

暑さによる故障で多いのはエンジンの冷却系の故障です。車のエンジンは冷却水やエンジンオイルによって冷やされていますが、夏場の走行は冷却水やエンジンオイル温度も高くなり、十分にエンジンを冷却できない場合があります。エンジン内部の温度が上昇し熱くなることをオーバーヒートといい、そのまま走行を続けると、エンジンが故障したり、車両火災の原因にもなります。突然エアコンが効かなくなったり、右の写真のようなオーバーヒート警告灯が点灯した際にはオーバーヒートの可能性がありますので、安全な場所に停車し、ロードサービスなどを呼ぶようにしましょう。
また、夏場はエアコンの故障やバッテリー上がり、路上の熱による劣化したタイヤのパンク・バーストも多いと言われています。早めの点検や交換することをオススメします。

冷却水のタンク。
中には赤や緑の色の付いた冷却水が入っている。定期的に水量を確認しよう。

オーバーヒート警告灯。
冷却水が高温になると赤色のランプが点灯する。

オーバーヒートになったら?

冷却水はエンジンの内部を循環してエンジン内部の温度を一定に保ち、オーバーヒートを防いでいます。ホースなどの劣化で冷却水が漏れて少なくなったり、気温などにより冷却水の温度上昇や冷却装置が故障するとエンジン内部の温度が上昇し、圧力でホースが割けて冷却水(赤や緑の液体)が漏れるなどの症状が出ます。(写真右)水温計がある車は温度を確認し、高温の場合は安全な場所に停車し、焼き付き防止のためエンジンをかけたままボンネットを開け、エンジンルームの風通しをよくして冷却します。温度が下がらない時や冷却装置のファン(プロペラ)が回っていない、冷却水が漏れている時は、エンジンを止めて自然冷却し、すぐにロードサービスなどを呼びましょう。

水温計
冷却水の温度を測定。針が真ん中が正常。オーバーヒート時には針はH側に振れる。

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