高速道路で快適ドライブ!しかし注意点も?
今年7月に徳島自動車道で路線バスとトラックが正面衝突し炎上する事故がありました。高速道路や自動車専用道路では一般道よりも速い速度で走行するため、大きな事故につながりやすいです。今回は高速道路を走る際の注意点と準備についてまとめました。
高速道路に乗る前に
高速道路に乗る前に車の点検をしましょう。タイヤの空気圧が低い状態で高速走行するとタイヤの後ろ部分が波打つスタンディングウェーブ現象が発生することがあり、タイヤがバースト(破裂)する原因となります。スタンディングウェーブ現象を防止するために高速道路を走行する前はタイヤの空気圧を少し高めにしましょう。他にも燃料と停止表示器材が載っているかを確認をしましょう。ETCを利用する際は車載器にETCカードが正常に挿入されているかを確認しましょう。
POINT!
近年、ETCがないと乗り降りができないETC専用料金所が増えています。
ETCを利用しない場合、乗り降りする料金所がETC専用ではないかを高速道路のHPなどで事前に確認しましょう。間違えてETC専用料金所に入った場合はサポートレーンに入り係員の指示に従いましょう。また、ETCカードはあるが車載器が故障している場合にもサポートレーンに入りましょう。
高速道路で事故や故障をしたら
高速道路で事故や故障が起きた際は路肩や路側帯に車を停め、非常点滅表示灯(ハザードランプ)と車の後方に停止表示器材を置きガードレールの外側へ避難します。車の中に残ると後ろから追突される恐れがあり大変危険です。また、道路側から降りると横を通る自動車と接触する可能性があります。運転席側の席であっても路肩側(助手席側)から降りるようにしましょう。非常電話がある場合は扉を開けて受話器を持ち上げると高速道路の管理事務所に繋がります。近くに非常電話が無い場合は、携帯電話で道路緊急ダイヤル(#9910)にかけて音声ガイダンスに従うと高速道路の管理事務所につながります。場所がわからない時は高速道路上にある距離標(キロポスト)の数字を伝えると場所がわかります。高速道路での事故や故障の際は落ち着いて行動しましょう。
高速道路では早めの情報入手が大事!
高速道路では時に、事故や故障、渋滞などが発生します。道路上にある電光情報板に情報が表示がされたり、速度規制が実施されますので走行中は電光情報板や標識などをよく確認し、進行方向に故障車や事故車両がいる場合には前方の状況を確認し慎重に通行してください。また、前方が渋滞している場合は車間距離を多めに空けて追突に注意しましょう。渋滞の最後尾に入る際は追突事故防止のため非常点滅表示灯(ハザードランプ)を点灯しましょう。事故や天候などにより通行止になることもあります。高速道路を使って出かける際はゆとりをもった計画を立て、一般道などの迂回路も事前に確認しておくことをオススメします。