現役で教習所の指導員をしている教習所 チャンネルのライオンです!
今回は卒業検定とはということで話をして いきたいと思います。
卒業検定について
卒業検定とは、教習所で行う最後の試験であり、受講者の運転技能の集大成を評価する検定試験です。これを受けるには一連の教習を全て終え、最終的な技能評価である19回目の教習を合格する必要があります。ただし、仮免許の有効期限が切れている状態では受けられません。したがって、有効期限内に卒業検定を受けることが求められます。
試験内容の詳細
試験内容は、まず実際の路上での運転試験、次に教習所内でのバック試験(方向変換、縦列駐車のいずれか)となります。なお、教習所の卒業検定には学科試験は含まれません。
試験は基本的に緊張するものですが、試験官との会話は基本的には行われません。しかし、道路状況の確認やエアコンの調整など、運転に必要な情報交換は可能です。ただし、試験員から特別な指示を受けることはなく、運転に対する集中を維持する必要があります。
評価基準とその後の手続き
試験開始時には100点が与えられ、運転中のミスなどにより減点されます。合格するためには、最終的に100点満点中70点以上を取得する必要があります。卒業検定に合格すると、卒業証明書が発行されます。この証明書を用いて、住民票のある県の免許センターで学科試験を受けます。学科試験に合格すると、正式な運転免許証が発行されます。ただし、卒業証明書発行から1年以内に免許を取得しなければならない点に注意が必要です。また、免許センターでの手続きは県によって異なるため、詳細は各免許センターや教習所に直接問い合わせることが推奨されます。
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