HIROSAWA 事故0(じこぜろ)ワンポイント 2024年7月号
梅雨明けも近づき夏らしい陽気となってきました。旅行などで人が多い観光地などへ出かける機会が増える時季でもあります。
徳島県では7月に交通マナーアップ推進県民運動が実施されます。
令和6年度 交通マナーアップ推進県民運動について!(徳島県)
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/bosai/kotsuanzen/7217102/
今回は「歩行者に関する交通マナー」についてお伝えします。
JAF(日本自動車連盟)が2023年に信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況を調査したところ、全国平均が45.1%に対して
徳島県では36.7%という結果が出ました。
1位は長野県で84.4%という結果です。
2023年 信号機のない横断歩道における車の一時停止率(全国平均)
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2023-crosswalk
5年前の2018年の調査では徳島県は4.4%と10台に1台止まるか止まらないかという結果で
全国平均も8.8%でしたが、周知活動やメディアに取り上げられたこともあり年々改善しています。
しかしながら、徳島県では10台に3~4台しか止まらないというのが現状で
横断歩道で歩行者がいても止まらない車が数多く見受けられます。
信号機のない横断歩道の手前にはひし形の道路標示が設置されています。
ひし形の道路標示を見つけたら、この先に横断歩道があって歩行者がいるかもしれないとあらかじめ予測して速度を落としたり、ブレーキを構えるなどの行動をしましょう。
令和5年の徳島県の人口10万人あたりの交通事故死亡者数は3.98人と全国ワースト1となっており、本年も徳島県では5月末時点で14人(11件)の方が亡くなる交通事故が発生している状況です。
歩行者の保護はもちろん交通ルールやマナーが守れているか自分自身の運転行動を見直してみましょう。