車の点検していますか?
交通事故防止には事故を起こさない運転をすることも大事です。しかしそれだけで大丈夫でしょうか。道路運送車両法では『自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。』とあり、これを日常点検と言います。日常点検を怠り、車の故障が原因で事故が起きた場合は運転者の責任となります。今回は車の点検の方法についてご紹介します。
ブタと燃料?
日常点検でのチェックポイント
〇ブレーキ・・・ペダルの踏みしろ、ブレーキの効き
〇タイヤ・・・空気圧、溝の深さ、ひび割れはないか
〇とうか(灯火類)・・・点灯、点滅具合は適当か
〇燃料・・・ガソリンは十分に入っているか
頭文字からブタと燃料で覚えましょう!他にも・・・
エンジンオイルは車 種や走 行 方 法によって交換の目 安は異なります。次回交換目 安のシールで確認しましょう。汚れたエンジンオイルを使い続けると燃費が悪くなったり、エンジンが故障する原因になります。
バッテリーが上がるとエンジンをかける事ができなくなります。JAF(日本自動車連盟)によれば出動理由の1位がバッテリー上がりによるものです。バッテリーには寿命があり3年~ 5年が交換の目安です。古くなったバッテリーは早めに交換しましょう。
タイヤの点検
車で唯一地面に接してる部分がタイヤです。タイヤの点検を怠ると大きな事故につながる危険性があります。タイヤの空気圧は適切であるか、溝は十分にあるか最低でも月に1回はを点検をしましょう。
POINT!
タイヤの交換は自分ですることも可能ですが、装着方法を間違えるとタイヤが外れて歩行者に当たるなど大きな事故につながることも。車屋さんやカー用品店で交換する事をオススメします。冬場に前年使用したスタッドレスタイヤに交換する時は、タイヤの状態をよく確認し、ヒビ割れやゴムが固くなっている場合はスリップの恐れがあるため使用してはいけません。
日常点検でわからない部分は
日常点検の他に車屋さんなどで行う定期点検があります。車検は2年に1回(新車は初回3年)定期点検は1年に1回、日常点検でわからない専門的な部分を整備士が点検します。フロントガラスに貼ってある丸いシールは定期点検、四角いシールが車検について次回の検査時期を書いています。指定された日までに早めに受けましょう。(車検は現在は検査期日の1か月前からですが、2025年4月から2ヵ月前から受けることができます)